わがまま王子と一緒に暮らそう。
やっとつまらない授業が終わり、家へ帰ると珍しく母さんが掃除をしていた。



いつも父さんに掃除を任せてんのにな。



「…ただいま」



「あ、おかえり!悠也、テーブルの上、片付けて!」



「はぁー、しょうがねぇなぁ。」



面倒くせぇと思いながらテーブルの上をきれいに片付けた。


片付けが終わって2、3分くらいしたら



『ピーンポーン』



と、家のインターフォンが鳴った。



「悠也は、リビングで待ってて!」



そう言って母さんは玄関へと向かっていった。



きっと、母さんの友達の万里奈さん?の娘がきたのだろう。



俺は、母さんに言われたリビングへ行き椅子に座った。
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