私であって、私でない。
「お待たせ!」
俺のスウェットはコイツには大きいらしい。
膝上の制服のスカートがギリギリ見えるくらい。
「…なんか早川ってもっと大きいイメージあったんだけど。」
そういうと早川はムッとした顔をした。
「…どうせちっちゃいもん…。
…山田くんは大きいね!
スウェットおっきいんだもん!」
ニコニコしていう早川。
「…バスで行くか。」
ちょうど来た駅へ行くバスに乗り込んだ。
車内は少し込み合っていて、俺たちはギリギリ座れた。
でも、次の停留所で、高齢者の方が1人乗り込んできたので、俺は席を立った。
すると早川も同じことを考えてたようで、二人同時に立ち上がっていた。
「山田くんは座ってていいよ?」
「…いや、おまえが座れよ。」
「「あ、どうぞ。」」
高齢者の方が来ると二人でハモってしまった。
すると、その方はクスクスと優しく笑って
「仲がいいねぇ。
ありがとう。」
と言って座った。
俺たちは顔を見合わせて
「くっくっ…。」
「ふふっ。」
笑った。
俺のスウェットはコイツには大きいらしい。
膝上の制服のスカートがギリギリ見えるくらい。
「…なんか早川ってもっと大きいイメージあったんだけど。」
そういうと早川はムッとした顔をした。
「…どうせちっちゃいもん…。
…山田くんは大きいね!
スウェットおっきいんだもん!」
ニコニコしていう早川。
「…バスで行くか。」
ちょうど来た駅へ行くバスに乗り込んだ。
車内は少し込み合っていて、俺たちはギリギリ座れた。
でも、次の停留所で、高齢者の方が1人乗り込んできたので、俺は席を立った。
すると早川も同じことを考えてたようで、二人同時に立ち上がっていた。
「山田くんは座ってていいよ?」
「…いや、おまえが座れよ。」
「「あ、どうぞ。」」
高齢者の方が来ると二人でハモってしまった。
すると、その方はクスクスと優しく笑って
「仲がいいねぇ。
ありがとう。」
と言って座った。
俺たちは顔を見合わせて
「くっくっ…。」
「ふふっ。」
笑った。