OnCe MoRe YeArNiNg

「友梨、おはよう」

私は毎朝、友梨の家までてくてくと歩く。日課のようなものだ。


「おはよう、葉月」
ニコリと笑う彼女はとても美しい。


「今日も可愛いですなあ、お嬢ちゃん」


「それほどでもありまする」

とても、ノリが良くて、一緒にいるだけでも、わくわくしちゃう。
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