【新】俺様社長の溺愛
9.やっと訪れた穏やかな幸せ
「あ~~~~~!!仕事に行きたくない」
「ちょ、ちょっと、秀人?!」
産休に入り、今日から、毎日、秀人を見送る事にした。
そんな初日。
・・・秀人は玄関で、私を抱きしめたまま、
会社に行こうとしない。
私は必死に、秀人を説得する。
「秀人、会社の社長なのに、そんなんじゃダメ」
「…どうせ、仕事に行っても、これじゃあ仕事にならない、だろ?」
「・・・」
…確かに、利き手の右手は、包帯でグルグル巻き。
痛み止めは飲んでいるらしいが、動かすと痛みが走るみたいで、
左手を、不器用ながらも、頑張って使っている。
私も見かねて、秀人を助けているが、
会社に行けば、それは西島さんの仕事で・・・
申し訳ないやら・・・
「会社に行こうか?」
「ダメだ!」
私の言葉に、速攻返事が返ってきた。
「ちょ、ちょっと、秀人?!」
産休に入り、今日から、毎日、秀人を見送る事にした。
そんな初日。
・・・秀人は玄関で、私を抱きしめたまま、
会社に行こうとしない。
私は必死に、秀人を説得する。
「秀人、会社の社長なのに、そんなんじゃダメ」
「…どうせ、仕事に行っても、これじゃあ仕事にならない、だろ?」
「・・・」
…確かに、利き手の右手は、包帯でグルグル巻き。
痛み止めは飲んでいるらしいが、動かすと痛みが走るみたいで、
左手を、不器用ながらも、頑張って使っている。
私も見かねて、秀人を助けているが、
会社に行けば、それは西島さんの仕事で・・・
申し訳ないやら・・・
「会社に行こうか?」
「ダメだ!」
私の言葉に、速攻返事が返ってきた。