【新】俺様社長の溺愛
…ドアを開けた愛海は、驚いていた。

当たり前だよな。

兄妹とはいえ、こんな夜遅くに、家にやってくるんだから。


「どうしたの、秀人兄さん?」

そう言ってオレを見上げた愛海の顔を見た途端、

気持ちが溢れだした。

愛海が好きで好きで・・・

愛海が愛おしくて愛おしくて・・・

この腕の中で、愛海がどんな表情をするのか、

愛海の気持ちも考えず、

部屋に連れ込むと同時にキスをした。


…もう後戻りできない事が分かっていて。


オレは、愛海と一線を越えた。

兄妹ではなく、

男と女としての一線を・・・


夢のような一時だった。

初めて見る愛海の女としての表情。

オレは、やはり、愛海を心から愛してるそう思えた瞬間でもあった。
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