蒼月
変わらないままに。
誰かと恋していても
誰かの傍で笑っていたとしても


君は変わらず
私の記憶の中で存在する


愛してるからとか
未練とかじゃなくて


震える指先
繋いだ時から


君は私の中から
消えることはなくなった


これからもずっと


すれ違うだけの二人に
なった私と君だとしても



君は変わらぬ存在のまま
私の記憶に刻まれている
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