蒼月
魂が谺するから。
舞い落ちた
生まれたばかりの
魂は地面に
叩きつけられ
2つに弾けた
2つに別れた魂は
器にその身沈め
別々の道
歩いてきたよ
再び巡り逢った
2つの魂
木々を揺らすように
お互いを感じ
声を発した
触れ合えど
一つになれない
現実に涙で水面を揺らした
器が滅ぶ刻
離れた魂は
再び片割れの名を谺する
今一度
一つとなり天に
還る為に