不器用な愛情表現

そんなモテモテの彼が、どうして私と付き合っているのか何て一生理解できないと思う。


モテモテな彼とは正反対の存在の私の名前は、水瀬綾。


私は今時の女子高生みたいな所は無いのに…。


友達という友達も片手で数えられるくらいしかいない、目立たない存在。


だから、彼から告白されたのは、何度も間違いなんじゃないかって思った時もあった。


だけど、こうやって司くんが私なんかと一緒に登下校している。


< 2 / 70 >

この作品をシェア

pagetop