もっと甘く   ささやいて
「君は?僕が相手だとどう?」

「正直に言うとジェフは激しすぎるの。消耗して帰りの機内で恥ずかしいくらいグッタリだったの、ジェフのせいよ。」

「ご免、悪かった、謝るよ。君はソフトでいいんだね?今夜が楽しみだな。」

「ウソでしょ?」

「やるよ、君を求める。今夜の僕からは逃げられないよ。ルー、君の味を知っているから。」

「ジェフは相手の女性に合わせることができるの?つまりテクニックを変えることができるのかって言う意味。」

「もちろん僕の抱き方もあるよ。基本的には相手に合わせることで、まず相手を満たしてあげると同時に僕とのフィーリングを模索するんだ。ルーとの一夜はあの時が本当に特別で最初で最後だと思っていたから、初めから僕の抱き方でいったんだ。今夜はあの時とは違う僕を感じてほしい。」

「ヒロにバレたらどうするの?」

「大丈夫。今夜はジムの家で話しをするらしいから、バレない確率の方が高いよ。」

「今夜、私をどうする気なの?」

「最高に溶かしてあげたい。」

「拒める?」

「ダメだよ。僕は君を離さない。」

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