呪いのブレスレット
気のせい?
「うう~っ……もう腕がパンパン……」
部室で着替えて、ラケットバッグを背負うのも腕が痛い。
「だいじょうぶ~? 今日の亜美、ダメダメだったね~」
3年の部長、小林先輩がそんなあたしを見て慰めてくれる。
「はい……なんとか……お先に失礼します」
ギクシャクとした動きで頭を下げ、挨拶すると部室を出た。
「お疲れ」
部室の外で待っていた翔平はあたしを見守るような顔。
すでに筋肉痛で、疲れているのがわかっているのだろう。
「おつかれ……はぁ……」
「ラケットバッグ、駐輪場まで持ってやるよ」
あたしの返事を待たずに、肩から下ろしてくれる。
優しくて、こういう気遣いが出来る翔平は意外とモテる。
「ありがとう」
部室で着替えて、ラケットバッグを背負うのも腕が痛い。
「だいじょうぶ~? 今日の亜美、ダメダメだったね~」
3年の部長、小林先輩がそんなあたしを見て慰めてくれる。
「はい……なんとか……お先に失礼します」
ギクシャクとした動きで頭を下げ、挨拶すると部室を出た。
「お疲れ」
部室の外で待っていた翔平はあたしを見守るような顔。
すでに筋肉痛で、疲れているのがわかっているのだろう。
「おつかれ……はぁ……」
「ラケットバッグ、駐輪場まで持ってやるよ」
あたしの返事を待たずに、肩から下ろしてくれる。
優しくて、こういう気遣いが出来る翔平は意外とモテる。
「ありがとう」