呪いのブレスレット
「ね、夏合宿のレク、どこまで話が進んだの?」
「亜美ったら真面目~」
話しを変えようとすると、みのりがつまらなさそうにあたしを茶化す。
「亜美も来たことだし、始めるぞ」
翔平がビシッと言うと、まだ話し足りないみんなも従うしかなかった。
******
「ママ、早く帯締めて。待ち合わせに遅れちゃう」
約束通り今日は花火大会。
のんびりしているママを急かす。
昨日は夕立ちに降られ、びしょ濡れになって学校から帰ってきた。
今朝、雨がやんだので、花火大会は決行。
「まだ待ち合わせまで1時間もあるじゃない。帰って来たばかりなんだから冷たいものでも飲ませて」
あたしは気を利かせてキッチンの中へ入ると、冷蔵庫から冷たい麦茶をグラスに注いでママに渡す。
「亜美ったら真面目~」
話しを変えようとすると、みのりがつまらなさそうにあたしを茶化す。
「亜美も来たことだし、始めるぞ」
翔平がビシッと言うと、まだ話し足りないみんなも従うしかなかった。
******
「ママ、早く帯締めて。待ち合わせに遅れちゃう」
約束通り今日は花火大会。
のんびりしているママを急かす。
昨日は夕立ちに降られ、びしょ濡れになって学校から帰ってきた。
今朝、雨がやんだので、花火大会は決行。
「まだ待ち合わせまで1時間もあるじゃない。帰って来たばかりなんだから冷たいものでも飲ませて」
あたしは気を利かせてキッチンの中へ入ると、冷蔵庫から冷たい麦茶をグラスに注いでママに渡す。