呪いのブレスレット
「スマホ落としちゃって、壊れちゃったの」
「そりゃショックだな」
翔平は地面に胡坐をかいて座り、ボールの仕分け作業を手伝い始める。
「うん……夕方ショップに行ってくるね。ないと明日から不便だし」
スマホがないことに慣れない。
なんとなく落ち着かないのだ。
「たぶんデータすべて飛んじゃったから、明日番号教えてね」
「ああ。もちろん」
翔平が手伝ってくれて、早く終わった。
ボールの入った籠を1つずつ持って、部室へ向かう。
部室へ入ると、みのりと他の部員たちが、合宿に持っていく物を段ボールに入れていた。
「ボール終わったよ。ニュー缶はいくつ持っていくの?」
「あ、山田が20缶って言ってたよ」
「了解~」
みのりに教えられ、ロッカーの上の段ボールを下ろし、ボール缶を数えてドアの近くまで持って行った。
なんだかんだと合宿に持って行くものがいろいろあり、用意が終わったのは午後2時を回っていた。
「じゃあ、明日ねー」
校門で翔平や皆と別れたあたしは自宅に向かって自転車を走らせた。
「そりゃショックだな」
翔平は地面に胡坐をかいて座り、ボールの仕分け作業を手伝い始める。
「うん……夕方ショップに行ってくるね。ないと明日から不便だし」
スマホがないことに慣れない。
なんとなく落ち着かないのだ。
「たぶんデータすべて飛んじゃったから、明日番号教えてね」
「ああ。もちろん」
翔平が手伝ってくれて、早く終わった。
ボールの入った籠を1つずつ持って、部室へ向かう。
部室へ入ると、みのりと他の部員たちが、合宿に持っていく物を段ボールに入れていた。
「ボール終わったよ。ニュー缶はいくつ持っていくの?」
「あ、山田が20缶って言ってたよ」
「了解~」
みのりに教えられ、ロッカーの上の段ボールを下ろし、ボール缶を数えてドアの近くまで持って行った。
なんだかんだと合宿に持って行くものがいろいろあり、用意が終わったのは午後2時を回っていた。
「じゃあ、明日ねー」
校門で翔平や皆と別れたあたしは自宅に向かって自転車を走らせた。