呪いのブレスレット
夏合宿のはじまり
集合は学校。
貸し切りバスで千葉県の海の見える合宿所へ行く。
毎年行くところで、高校2年のあたしは2年目。
体育館やサッカーが出来るグランド、テニスコートも6面と広大な敷地を持つ合宿所だ。
でも、宿泊施設の方はかなり古く、床はきしみ、昼間でも薄暗い雰囲気。
今回はサッカー部が一緒だから、賑やかになるはず。薄暗い雰囲気の合宿所も少しは明るくなるのではないだろうか。
学校へ着くと、貸し切りバスが2台待っていた。
「おはようございます!」
「あ! 亜美、おはよう!」
3年の部長が指示を出すために、バスの入口に立っている。
「手荷物以外は下に入れてね」
「はい!」
部長は出席名簿を見てあたしのところに丸を付ける。
貸し切りバスで千葉県の海の見える合宿所へ行く。
毎年行くところで、高校2年のあたしは2年目。
体育館やサッカーが出来るグランド、テニスコートも6面と広大な敷地を持つ合宿所だ。
でも、宿泊施設の方はかなり古く、床はきしみ、昼間でも薄暗い雰囲気。
今回はサッカー部が一緒だから、賑やかになるはず。薄暗い雰囲気の合宿所も少しは明るくなるのではないだろうか。
学校へ着くと、貸し切りバスが2台待っていた。
「おはようございます!」
「あ! 亜美、おはよう!」
3年の部長が指示を出すために、バスの入口に立っている。
「手荷物以外は下に入れてね」
「はい!」
部長は出席名簿を見てあたしのところに丸を付ける。