呪いのブレスレット
ラケットバッグと旅行カバンを入れたところで、もう一台のバスの側に玲奈を見つけ向かおうとした。
あ……。
そばに小杉の彼女である3年のマネージャーがいるのが見えて足が止まる。
彼女は部員から何か話しかけられても首を振ったり、一言二言話すだけで、元気があるようには見えない。
そこへ小杉が彼女たちの元へ荷物を肩にかついでやってきた。
マネージャーと同じく、小杉の雰囲気も暗い。
絶対に2人はなにか知っている……。
「よっ! 亜美!」
後ろから肩を軽く叩かれ、振り返ると翔平が元気な笑顔で立っていた。
翔平の顔を見るとホッとする。
翔平はあたしが見ていた方を見てから、首を傾げるようにして見るけれど何も言わない。
「バスに乗ろう」
翔平はあたしの手を握り、バスに乗り込んだ。
あ……。
そばに小杉の彼女である3年のマネージャーがいるのが見えて足が止まる。
彼女は部員から何か話しかけられても首を振ったり、一言二言話すだけで、元気があるようには見えない。
そこへ小杉が彼女たちの元へ荷物を肩にかついでやってきた。
マネージャーと同じく、小杉の雰囲気も暗い。
絶対に2人はなにか知っている……。
「よっ! 亜美!」
後ろから肩を軽く叩かれ、振り返ると翔平が元気な笑顔で立っていた。
翔平の顔を見るとホッとする。
翔平はあたしが見ていた方を見てから、首を傾げるようにして見るけれど何も言わない。
「バスに乗ろう」
翔平はあたしの手を握り、バスに乗り込んだ。