呪いのブレスレット
電車事故
通学バッグから筆箱と教科書を出す。
通学バッグを開いたとき、目に入ったのはピンク色の封筒だった。
書いた覚えがないんだけどな。
いくら考えても昨晩のことは試験勉強していたところまでしか覚えていなかった。
どうしてあたしが健人を好きって書かなきゃならないのよ。
あ、こういうことは考えられない? ひかりが書いたものが紛れていて、落ちたとか。
うん。それだ! そうとしか思えない。
それと、昨日は疲れすぎて眠ったから覚えていないんだ。
考えていると、前の席の玲奈がくるっと振り向いた。
「おはよ。どうしたの? めずらしくギリギリじゃない」
「おはよう。ちょっと寝坊しちゃって」
「おーっ、試験勉強がんばってるんだ」
茶化す玲奈にのれないあたし。
なんだか身体が重くて疲れ気味。
通学バッグを開いたとき、目に入ったのはピンク色の封筒だった。
書いた覚えがないんだけどな。
いくら考えても昨晩のことは試験勉強していたところまでしか覚えていなかった。
どうしてあたしが健人を好きって書かなきゃならないのよ。
あ、こういうことは考えられない? ひかりが書いたものが紛れていて、落ちたとか。
うん。それだ! そうとしか思えない。
それと、昨日は疲れすぎて眠ったから覚えていないんだ。
考えていると、前の席の玲奈がくるっと振り向いた。
「おはよ。どうしたの? めずらしくギリギリじゃない」
「おはよう。ちょっと寝坊しちゃって」
「おーっ、試験勉強がんばってるんだ」
茶化す玲奈にのれないあたし。
なんだか身体が重くて疲れ気味。