呪いのブレスレット
朝食を食べながらも、夢に出てきたひかりと女生徒が気になっていた。
あたしはその女生徒を知らない。
夢に出てきた女生徒は右足の膝から下がなかった……。
そのことから電車で轢かれた女生徒を思い出させる。
ひかり? あたしになにか伝えたいの?
左手を動かすたびに揺れるブレスレット。
血の塊のように赤い。
最初見た色とは全く異なるブレスレットになっている。
あたしはスマホをポケットから出して、パワーストーンのサイトを開いてみる。
「ちょっと、亜美? 食べながら携帯やらないの!」
「う……うん……」
トーストをかじりながら、ママの注意を無視して読み進める。
どのサイトも石の色が変わることはあるけれど、ローズクォーツが真っ赤に変色することはないようだ。
「ママ、天然石って色が変わるのかな?」
あたしはママにブレスレットを見せた。
あたしはその女生徒を知らない。
夢に出てきた女生徒は右足の膝から下がなかった……。
そのことから電車で轢かれた女生徒を思い出させる。
ひかり? あたしになにか伝えたいの?
左手を動かすたびに揺れるブレスレット。
血の塊のように赤い。
最初見た色とは全く異なるブレスレットになっている。
あたしはスマホをポケットから出して、パワーストーンのサイトを開いてみる。
「ちょっと、亜美? 食べながら携帯やらないの!」
「う……うん……」
トーストをかじりながら、ママの注意を無視して読み進める。
どのサイトも石の色が変わることはあるけれど、ローズクォーツが真っ赤に変色することはないようだ。
「ママ、天然石って色が変わるのかな?」
あたしはママにブレスレットを見せた。