地味女に恋した俺…。
俺達はいつものようにタバコを吸いに
体育館裏へ行く。
毎朝の習慣か?というくらい。
そして、教室に戻ろうとした時
入り口にクラスでも居るかいないか
分からないくらいの地味女が立っていた。
「おい、そこどけよ。邪魔」
俺がそう言うと地味女が震えながら
『ご、ご、ごめんなさい!』
とだけ言って何処かへ走り去っていった。
「なんだアイツ」
俺がそう呟くと
『アイツ?あーあの子ね。確か高杉心奈って言う女だっけ?』
「お前、知ってんの?」
『いやー、知ってるもなにも席、隣だから(笑)』
「俺同じクラスて事すら知らなかったわww」
『まぁ、確かに、地味だもんねーあの子。』
そう言った翔は笑いながら席に着いた。