もう一度、君と…。

「今日は何だ?…進路か?」

一発で当てられてしまうとは、少しばかり悔しい。

「…はい。実は…」

私は全てを竹田先生に話した。

「…なるほどな。俺的には…杉岡南か高美桜笑だけどなぁー」

「…どうしてですか?」

首を傾げると、先生は少し笑った。

「杉岡南はココら1の学校だしな…、それに高美桜笑は日本トップ校でもある。……それに言いにくいんだが、俺の母校でもある」
< 54 / 291 >

この作品をシェア

pagetop