もう一度、君と…。

「……」

開いた口が塞がらないとは、このことだろう…。

「…まぁ、恋羽みたいに特待は無かったけどな」

ガハガハと笑って、バスケ部のランニングを観ている。

「…どうする?…来週、高美桜笑に行ってみる?」

「え?…いいんですか?」

「あ、うん。休み」

無邪気に笑う竹田先生。
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