もう一度、君と…。
恋愛模様
「…来てくれたのね?」
「…はい」
私は高美桜笑高校の保健室に一人で来た。
電車で2時間半。
私は沙苗先生に会いに来ていた。
「…早かったね」
ニッコリ笑顔の沙苗先生。
「…はい」
私を保健室のベットに座らせてくれる。
…私が来る前からお菓子を準備していたらしく、お菓子がたんまりと置いてあった。
「…聴きたいことがあるんでしょ?」
苦笑いの沙苗先生。
「はい。率直に聴きます。沙苗先生と竹田先生は付き合っていたんですよね?」
「…そーね。それは後から友達に聴いた話も混じるわよ?」
オレンジジュースを私に渡して、ニッコリと笑った。