【短編】過激な罰Game
みんなの視線が、一気にあたしに集中する。

うっ……

こんなところで、やるの??


「あ、あの、屋上に来てもらっていいですか??」


あたしは、みんなに聞こえないように、コソコソと言う。

「あ?あぁ」

原口くんとあたしは、屋上へ向かった。

向かう際、みんながなんだ、なんだって言ってたけど、あたしはそんなことよりもずっと、これからすることに対して緊張していた。

緊張という言葉じゃ表せないかもしれない。


だって、


だって、


///!!


「はぁ……」

小さく溜息をして、

屋上の扉を開けた。


どうやら、ついてきている人はいないっぽい。

よかった……
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