「 」で出来てく物語



【ピアス】



春太「なーなー、七世さ左耳にピアスの穴開いてんじゃん」


七世「あー、うん」


春太「いつ開けたの?」


七世「中学の時かな。姉に開けられた」


春太「そういえばお前の姉ちゃんってヤンキーだったよな」


七世「自分の耳で失敗しないために、俺の耳で練習してから開けるってきかねーから。ほぼ無理矢理」


春太「何で開けたの?」


七世「安全ピン」


春太「うわ……さすがヤンキーの弟」


七世「関係ねぇだろ」


春太「普通ピアッサーとかニードルとかあんじゃん」


七世「まぁ、開いたんだから別にいんじゃね」


春太「うー……ん」


七世「なに? ピアスの穴開けたいの?」


春太「……考え中」


七世「姉ちゃんに頼もうか」


春太「い、いらねーよ! どうせ安全ピンだろ!」


七世「ご名答。泣くなよお前」


春太「いや! まじ嫌だ!」


真白「おはよー。2人ともなんの話してたの?」


七世「春太が体の一部に安全ピンぶっさすっていう話」


真白「ヒィッ!」




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