あんたなんて、だいっ嫌い…!!!
『おっはよーん♪』

『あ!お、おはよー!!!』

めっちゃ緊張しながら、挨拶した。

だって、初めて、このクラスの子としゃべったんだし!

すると…

『そんなに緊張しなくてもいいのに笑っあ、私は、桃園桜(ももぞのさくら)。私のことは、さくらって呼んでね♪』

顔もかわいいけど、名前もかわいい!髪は茶髪で、(生まれつきらしい)少し巻いている。あ、私も自己紹介しなきゃ!

『あ、私は、枝先…』

『あー!!!!』

なになになに!私、今から自己紹介しようと思ったんだけど!

私の自己紹介しようとした声は、桜の声で、かきけされた。

『あの、違ってたらごめんね?でも、あなた、枝先遥ちゃんだよね!』

『え?!そうだけど?なんで…』

『やっぱりー!私たち、同中だよ!』

『え?まさか、代々木中?』

『うん!それに、遥ちゃんは、ちょっとした有名人だし…!!!』

『え?!でも私、桜のこと…。あと、私のことも、遥って呼んで!』

『あ、分かった!』

そういうと、顔をパッと喜ばせて、嬉しそうにした。でも、次の瞬間、桜の顔が沈み出した。

『あ、私のことを知らないのは、無理もないと思う…。私、中学の入学式に来てから、学校行ってないし…。』

『え?』

『実は、私、すごく体が弱くて、入院ばっかりしてて…。』

『で、でも、なんで私のこと知ってるの?』

『それは、私のす…ううん!遥って、島田大地の彼女でしょ?』

びくっ!その名前を聞いた瞬間、体が震えた。椅子に座っていたからいいものの、立っていたら、絶対倒れていたと思う。

『う、うん!』

できるだけ、普通を装った。島田大地の名前は、聞くだけで、胸が張り裂けそうになる。

『やっぱりー!』

そして、桜は、少し寂しい顔をした。

でも、今の私には、そんなことをきづけるはずもなかった。

やっと落ち着いた私は、











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