捨て猫にパン
「どうして自分に正直な恋じゃいけない?真琴はアイツの隣にいながらずっと一人ぼっちでいるのか?頼れず、寄り添えず、誰にも心を置かないで、抱かれながら1人の夜を味わうのか?そんなの恋でも愛でもないって気付いてるんだろ?

同情の想いの先に何が見える?偽りの駆け引きで何が得られる?幻の幸せに奇跡なんて求めるな。そんなに悲しく胸を泣かすなよ」


「ヤメテ…!…っ…っ…やめて…ください…っ…っ…。あたしは…あたしは…!」
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