ピース
ユウヤは学校から家まで毎日私を送ってくれた。雨の日もすごく晴れて暑い日も。
ある日ユウヤは私にお願いがあるといいだした。
「お願いって?」
「カホちゃんクールだから言いづらいんだけどさ、……俺もカボって呼びたい…。」
「………。」
「わーごめんごめんっ!今のなし!忘れて!俺慣れなれしいよね!」
「……ぷっ……ひゃはははははっ!」
「……へ?」
そのときまで私はユウヤが私をクールだと思ってるなんて全然気付かなかったから悪いことをしたかもしれないと少し反省した。
ユウヤの拍子抜けなお願いに笑いが止まらなかった私にユウヤは恥ずかしそうに笑顔を見せて、
「カボ」
ユウヤは小さな声で私の名前を呼んで軽くキスをした。
付き合いだしてから2週間、夏休みに入る直前のできごとだった。
ある日ユウヤは私にお願いがあるといいだした。
「お願いって?」
「カホちゃんクールだから言いづらいんだけどさ、……俺もカボって呼びたい…。」
「………。」
「わーごめんごめんっ!今のなし!忘れて!俺慣れなれしいよね!」
「……ぷっ……ひゃはははははっ!」
「……へ?」
そのときまで私はユウヤが私をクールだと思ってるなんて全然気付かなかったから悪いことをしたかもしれないと少し反省した。
ユウヤの拍子抜けなお願いに笑いが止まらなかった私にユウヤは恥ずかしそうに笑顔を見せて、
「カボ」
ユウヤは小さな声で私の名前を呼んで軽くキスをした。
付き合いだしてから2週間、夏休みに入る直前のできごとだった。