Little my Heart
やっぱこの家はおちつくなぁ。みんなやさしいし、温かい。

前までそんな意識はなかったけど、もしこの家のお嫁さんになったら。
楽しそうだなぁ。きっとよくある姑との不仲とかもないだろうな。

「ごちそうさまでした。」

「じゃぁ俺は部屋に戻るわ。」

「…ぁ!待って!私も行っていい?」
言っちゃった!恥ずかしいよぉ。

「いいけどなんで?」
「いや、なんとなく。」
夜ばいなんて言えないし。
「あらあら、仲いいのね。ごゆっくり。馬鹿息子、襲うんじゃないよ?」
「馬鹿じゃねぇの。」

おばさんごめん!襲う気満々なのは私です…。

うわっ、きったない部屋。
掃除しろよ。
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