LAST SMILE
最後の歌










なぁ、
ずっと笑ってろよ?

























お前と会って初めて、
  死にたくねぇって思えたんだ































あたし、笑うから。
  だからあんたも、笑って?





































止むことを知らない雪が


















祐兎の髪をシルバーに染めた。
















とめどなく流れる涙が















祐兎の胸を濡らした。












止まることを知らないあたしの歌が
















何度も、何度も、響いていた。
















離れることを知らないあの人の腕が





















ずっと、あたしを抱きしめていた。
















ねぇ、祐兎。




















あなたは確かに、18の誕生日を迎えたね。









あなたは確かに、“ここ”に生きていたんだね。




























誕生日、おめでとう。

































バイバイ―























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