男だけど女な私 ~甘いkissを永遠に~



私は塑空くんに向かって手をふる。


「塑空くん!」


私はそういって電話をきる。


「梨叶」


塑空くんはそういって近付いてきた。


「もう、行くんだよね…」


「ああ、そうだな」


「大丈夫、泣かないから」


「ああ
瀬名と幸せに、な?」


「…うん…」


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