孤独なあの子は最強姫
椿「ふざけんなよ…お前が今更私の母親だと?寝ぼけたこと言ってんじゃねぇよ!私はお前に母親らしいことされた覚えなんかねぇんだよ!」
母はもう抵抗もできないほどになった。
私は母を掴んでいた手を離すと、父の胸ぐらを掴んだ。
椿「私のことはどんなに貶したっていい。でも龍のことを悪く言う奴は誰でも許さねぇ!龍はこんな私を拾ってくれた、家族になってくれた恩人なんだよ!」
もう父も気を失っていた。
龍「椿姫!もうやめろ、死んじまうぞ!」
龍が止めに入ってくれるけど
止まらない…
涙と拳が…止まらないんだ。
龍「椿姫、やめろ。」
龍に後ろから抱きしめられた。
安心したのか、私は意識を失った。