春恋~春来い~
それより私はさっきから手を全く動かさないハルくんが気になった。









「ハルくんは、勉強しないの?」








「ハルちゃん、どうやって勉強したら良いと思う?」









あぁ、確かに。やみくもに勉強したってダメだよね…
私達、高校入って初めてのテストだ…
う~ん、どうやって…







「私は、色々な種類の問題を解くのが良いと思う!」










「あー、良いかも。じゃ、近くの書店で問題集買って来よう。ハルちゃんも一緒に来る?」











ハルくんがのニコッという笑顔を見て、私の口は勝手に動いていた。
「うん、行く。」









「うん。じゃあ、蒼太、俺らちょっと書店に行ってくる。」










「おーう、了解。」
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