春恋~春来い~
くるみちゃんはびっくりしてこっちを見た。私を見た後、後ろにいたハルくんを見て、頬が赤く染まった。
その時、分かった。くるみちゃんはハルくんの事が好きなんだという事が。
「は、春南ちゃん、どうして…」
「あ、あぁ、今ね、私と和葉とハルくんと蒼太で四人でテスト勉強してるの。で、問題集買いに来た所なんだ」
「そっか…」
くるみちゃんの足元にはカゴが置いてあって、文庫本が沢山入っていた。うわぁ、私、こんな量読めないな…やっぱりくるみちゃんは凄いな~
「あ、これ…」
ハルくんがカゴの中を見て一冊の本を手にとった。
「俺、この本好きだよ」
「わ、私もです!」
くるみちゃんはとても嬉しそうだ。私はなぜか胸にチクリと何かが刺さった気持ちになった。
「…ルちゃーん」
ハッ!!私、何考えてんだよ…
「あっ、ごめん…」
その時、分かった。くるみちゃんはハルくんの事が好きなんだという事が。
「は、春南ちゃん、どうして…」
「あ、あぁ、今ね、私と和葉とハルくんと蒼太で四人でテスト勉強してるの。で、問題集買いに来た所なんだ」
「そっか…」
くるみちゃんの足元にはカゴが置いてあって、文庫本が沢山入っていた。うわぁ、私、こんな量読めないな…やっぱりくるみちゃんは凄いな~
「あ、これ…」
ハルくんがカゴの中を見て一冊の本を手にとった。
「俺、この本好きだよ」
「わ、私もです!」
くるみちゃんはとても嬉しそうだ。私はなぜか胸にチクリと何かが刺さった気持ちになった。
「…ルちゃーん」
ハッ!!私、何考えてんだよ…
「あっ、ごめん…」