Sun time
「あんなドキドキしたの先生、久しぶりだったわ。
あんなにお似合いな2人を見たのは私が高校生時代以来だわ。」
美智先生はうっとりと頬に手をあてニヤニヤと笑う。
お似合いとかありえない。
成瀬さんが王子様なら私はネズミだ。
まぁ、今はそれどころじゃなくて!
「じゃ、じゃぁ‼︎ドキドキ代金として今日1日匿って下さい!」
囲まれるのを避けたいのです‼︎
「あら、面白い意見だけど却下です。
相楽さんもう顔色も良いみたいだしね♫」
「うぅ…」
何も言えなかった。
「今の授業終わるまであと15分しかないから15分だけはここにいてもいいわよ。」
「意味ないじゃないですか‼︎」
「え?何のこと?」
分かってないっすよ‼︎
みっちー先生‼︎
別に授業サボりたいとかそういのじゃないのです!
ただ…。教室に戻るのが怖いのだぁぁ‼︎