Sun time


+゚*。:゚+.゚*。:゚+.゚*。:゚+.゚*。:゚+.゚*。:゚+ 



許さない…


絶対に…





「…く…ら…い」


何か聞こえる…。


「桜井‼︎」


「は、はい‼︎」


まるで夢から覚めたかのような感覚。





「ボーっとすんな‼︎」


目の前には体育館が広がっている。


気がつけば体育館にいた。


いつのまに…。


そうだ、保体委員会の集まりに来てたんだった。


私ボーっとしてたのか…。


なんというか…夢心地だ。


何か懐かしい夢を見てきた気がする。



陽葵…


てか陽葵って何??

誰かの名前…?


私疲れてるのかな…。


目を軽くこすってホッペをつねった。


気持ちの入れ替えしなきゃっ‼︎






保体委員の仕事は案外楽なものだった。



パイプ椅子を並べるだけ。


1列綺麗に並ぶように並べる。




陽葵は日向に会えたのだろうか…



陽葵…?日向…?


違う‼︎


美琴と成瀬真子の兄は会えたのだろうか。


今一瞬名前を間違えた…?


名前を間違えることなんてあるのだろうか。


しかも私の知り合いに陽葵なんていない。






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