美少女は最強総長!?〜愛をください〜
【結衣 story】
僕の名前は神田 結依(カンダ ユイ)
僕はこの名前が嫌いだ。
女みたいだから。
それによく中学校の女子に
「結衣くーん!可愛い!やっぱり顔が可愛いし名前も結衣だから女の子になれそう!」
こんな感じで女の子扱いされるのだ。
この頃から僕は女が嫌いだ。
だから僕は高校は有名な不良校そしてほとんどが男子の城ヶ崎高校へ入った。
そして入学式もちろん不良ばかりだった。
みんな髪はカラフル。
どこを見てもカラフル。
やだなー?目がチカチカするよぉ。
ん?あいつ女じゃん。最悪。
しかも金髪にオッドアイって不良だろ。
右が青、左が赤。
でもどこか寂しそうな瞳をしている。
あの子も族に入ってるのかな?
僕はもちろん全国No.1の暴走族燐光の幹部だよ!
見た目も女の子みたいで中身も女の子みたいだったら余計ばかにされちゃうもん。
だから中学生時代毎日喧嘩して強くなった。
喧嘩では負けないように頑張った。
ある日僕はいつものように喧嘩してた。
相手が気絶してるのにも関わらず、ずっと殴り続けた。
その時一人の女に話しかけられた
「おい。気絶してるだろ?そのままじゃ死んじまうだろ。それにお前なぜ喧嘩をする?」
「あ?喧嘩に意味なんてねぇよ」
「ならお前は強くなれねぇ。守るものを見つけな。仲間を見つけな。」
僕はその時なぜかこの女のいう道理にすればいい。そう感じた。
「ねぇ。あんたの名前は?」
僕はそう聞いた。そしたら、
「恋華……って言ったらわかるか?」
恋華……知ってる。
めっちゃくちゃ強くてかなうやつはいねぇ
って。
僕は恋華がいてくれたから今の僕がいるのだ。
だから燐光という仲間ができたのだ。
もう一度会いたい。
お礼の一言を言いたい。
そう思い続けてきたんだ。