美少女は最強総長!?〜愛をください〜
「おいおい。てめぇ女だろ?女が男の俺らに勝てるわけねぇだろ!」
―バキッ
―ボコッ
恋華が男らをぼこぼこにしていた。
恋華の口元は笑っていた。
それに恋華の戦い方綺麗だ。
1つ1つに無駄がなく確実にあてている。
それも1発で……
恋華は俺のところに弟を連れてきてくれた。
「ほら、弟くんだろ?」
「おにぃちゃーーん」
「稜弥……守ってやれなくてごめん。」
「なぁ、お前なんでやり返さなかった?」
「稜弥が、稜弥が人質だった。だからもし稜弥になにかあったら僕はもう……」
「弟くん」
「うん。わかったよ。お姉ちゃんありがと」
なんだ?いつも間にこんなに親しくなったんだ?
「あの、恋華さんですよね?」
「え、あ、あぁ。
お前あたしのこと知ってるのか?」
知ってるも何も有名ですしね。
「はい。あのありがとうございます。」
「いいんだよ。これからは気をつけな。
それとお前は仲間をつくれ」
「え?」
そういって恋華は去っていった。
そのあと僕は悠と燐光にはいり今の僕がいる。
もう一度会いたい。
もう一度ちゃんとお礼をしたい。