Love*Rainbow
ではなく、違うスポーツブランドの青いタオル。
「いらっしゃいませ。こちらお会計ご一緒でよろしいでしょうか?」
と尋ねてきた店員さん。
「はい!ラッピングってできますか?」
「はい、承っております。こちら全てでよろしいでしょうか?」
「お願いします」
祐ちゃんはわたしにさっきのタオル分のお金を差し出してきて、ありがとね!と言って受け取った。
一ノ瀬くんにプレゼントするなんてやっぱり祐ちゃんは優しいんだなって思った。
そしてお会計をして、ラッピングをしてもらって袋を戻ると、お店の自動ドアが開いた。
だけど、その瞬間私は固まってしまった。