Love*Rainbow
Blue*未紗の好きなひと~センチメンタル*ガール~




「佑輔、映画行こうよ!」



「朝からなんだよ…しかもなんで映画…」



週末の日曜日。



朝から急いで最近買ったスカートを履いて、メイクをして佑輔の家にやってきたあたし。



佑輔は言葉で分かる通り、ベッドで眠っていたところをあたしが大きな声を出したから



まだ半分眠そうな顔をしていて、このままいつまた眠ってしまってもおかしくない状況。



「だってだって!映画の主演があの桐島涼太なの!



恋愛映画だし、あの大きなスクリーンで涼太くんが見たくって!!」



と必死に説得するあたし。



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