Love*Rainbow
彼の表情はなんかちょっと怒っているようにもみえた。
「……楽しかったけど、他の奴らに未紗のこと言わなきゃ良かった」
え……。
その言葉で一気に眠気が覚めた。
佑輔は確かに周りの友達に恋愛のこと話すのは想像できないけど
あたしのこと言わなければ良かったって言われるのは
やっぱりショックだ……。
「…………」
「だってさー、彼女いないなら紹介してやるって強引に言われて
俺、彼女いるしって言ったら写メをせがまれて仕方なく見せたら
じっと見つめて、可愛いとか、今度会いたいとか、未紗と仲良くなりたいとか勝手にごちゃごちゃ言い出して」
そう言うと、佑輔はあたしをぎゅっと抱きしめて