オオカミと恐竜
(俺がぜったい、守ってやるからな)

ところが。

こりもせず、「ままー」と再びとてとてと走っていく恐竜の赤ちゃん。

「またかよ」と思いつつ、見上げてびっくり。

なんとそれは、おやすみ中のライオンでした。

「ままー」

「うわーっ!近づくなーっ!」
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