私が生きた31日。
あの日は突然に。
私、高橋七瀬は小走りで彼、近藤真尋の家に向かっていた。
さっきまで彼の家にいた私は、忘れ物に気づいて取りに帰るところだったのだ。
真尋とは付き合って3ヶ月。
私にはもったいないくらい
カッコ良くて、優しい人。
今日も、私が作ったスパゲティ
美味しいって食べてくれた。
私、本当に幸せだなあ。
なんてね。
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