今も。これからも。ずっと、きみだけが好き。
 さっき、聞きたかったこと。
 あいつらに邪魔されて中断してしまったけど。

「俺の分の弁当、陽菜が頼んだりした?」

 陽菜の箸が止まって、俺の方を見る。

「ううん」

首を横に振った陽菜。 


違うのか。

だいたい、歩夢からメールが来ること自体おかしい。
航太がアドレスを教えたと言っていたけど、陽菜に聞く方が容易いはずなのに。
昨日、何かあったんだろうか?

気になる。

「もしかして、迷惑だった? 歩夢が連絡するって言ったから、そのままにしちゃったんだけど。やっぱり、白河くんの都合も聞けばよかったね。ごめんね」

 って、それは考え過ぎだから。

「別に迷惑とかじゃないし、俺は全然かまわないんだけど。2人分作るのも大変だろうなって思って、こっちこそ、変に気を遣わせてないかなって思っただけ」



 これもあながちウソではないから、そう言ったんだけど。

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