今も。これからも。ずっと、きみだけが好き。
反対側だから、横断歩道を渡るのが面倒だけど、広い道路だから、仕方がない。
信号が青になったと同時に駆け出してゆく。
人混みをかき分けて、やっと、後ろ姿を見つけて、
「陽菜」
呼ぶと、振り向いてくれた。
「歩夢」
僕は驚いた顔をしている陽菜の首筋に抱きついた。
信号が青になったと同時に駆け出してゆく。
人混みをかき分けて、やっと、後ろ姿を見つけて、
「陽菜」
呼ぶと、振り向いてくれた。
「歩夢」
僕は驚いた顔をしている陽菜の首筋に抱きついた。