君唄。
「俺はもう関係ないから」


そんなふうに平静を保ったフリをしていたけど内心パニック状態になっていた。

唯は1年以上つきあった、俺の自慢の彼女だった。

つい、3ヶ月ほど前に別れたけど今でも大好きだった。

特別可愛いわけじゃないけど、誰よりも優しくて、笑顔が似合う、そんな人だった。
< 2 / 11 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop