君唄。
高校から少し歩くと大きな建物が見えてきた。

俺はようやくわかった。
レンは唯に俺を会わせてくれようとしているんだ。


建物の中に入り、控え室みたいなとこに行くと唯の家族と友達がいた。
みんな突然の死に、早すぎる死に涙していた。



いや、突然の死だと思ってるのは俺だけだろう。
きっとみんな唯がガンだったことを知っていた。
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