好きの違いと涼くん
いろいろな話をしていると
あっとゆう間に学校についた
「あーあ、諒くんとはここでお別れか…」
私たちはクラスがちがう
私は2組だけど
諒くんは4組
1年生の時は一緒だったのにな
「まあ、さみしがんなって。
昼休み会いに行くから な?」
「うんっわかった!」
笑顔で諒くんに手を振って
2組の教室に入る
「あ、日和おはよーう!」
ぎゅっと私に抱きついてきたのは
私の親友
京本 渚
きょうもと なぎさ
なぎちゃんとは
中学から1度も別々のクラスになったことないんだ
「なぎちゃん、おはよ!」
「ねえ、知ってる?
今日このクラスに転校生くるんだって!」
転校生かあ
なぎちゃんやけにテンション高いなあ
「へー、そうなんだ」
「もう日和!興味なさすぎ!
しかもねしかもね、男子だって!」
どんな人だろうね!
なんてワクワクしてるけど
私は反応が薄い
だって興味ないんだもん
でも口に出したらなぎちゃんに怒られそうだから
言わないでおこう
それからたわいもない話をしていると
教室のチャイムがなり
みんなが一斉に席に着くと
先生がはいってきた。