甘いちょこれーとに溶かされて✳︎*短✳︎*
私は彼を屋上に呼び出し、怒鳴った。

「何呑気に彼女なんか作ってんだ!!私は君のこと見ると胸がキュウってなったり、君に彼女ができたって聞いた時は胸がギュッて締め付けられるみたいになって…… ……」


「なって?」

彼が聞き返す。

なんて呼んでいいか分からなかったから、咄嗟に君なんて言っちゃったけど…

もう今更なんでもいいや。

だって私は、この感情の正体を…


知ってしまったから。


「要するに……… ………。」
< 7 / 11 >

この作品をシェア

pagetop