あいつ
「あははー、嘘でしょそれ。」

と私は学校帰りに友達と、馬鹿みたいな話で盛り上がっていた。
私は高校2年生の、ごく普通の生活を送る、いわゆるJkというやつだ。普通の公立に通い、普通に友達と話したり遊んだり、恋したり。
成績は悪くないし、自分で言うのもなんだが容姿も悪くない。

そんなごくごく普通の女の子。

「それじゃーまたねー」

楽しい時間はすぐ過ぎるもので、もう自分の家についた。

「ただいまー。」
「あらおかえりなさい、ご飯出来てるわよ。」
「あとでー。」

そんなやりとりをして私は自分の部屋のある二階に向かう。
家に帰ったらすぐに自分のベッドに潜り込み、好きな音楽を聴くのが私のリラックスタイム。今日は何を聴こうか。。。ジャズなんかいいかも。
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