誕生日は3月14日
関根たちの方に目を向けると、
「私たち、まだ、お昼食べてるんだけど」
と、関根を庇うような松下の声が聞こえた。
「私はあなたじゃなく、関根さんに言ってるんだけど」
「だから。亜弥だって、まだ食べてる途中」
「じゃあ、食べ終わるまで待つわよ。
それならいいでしょ、関根さん」
仁美と松下の会話が聞こえる。
クラスいる、ほぼ全員が、その様子を見ている。
相川の視線が痛い。
俺は席を立ち、関根たちが弁当を食べている席へ歩いて行く。
そして、仁美の前に立って言った。
「話なら、俺も一緒に聞くよ。どうせ、俺にも関係あることだろう」と。
「私たち、まだ、お昼食べてるんだけど」
と、関根を庇うような松下の声が聞こえた。
「私はあなたじゃなく、関根さんに言ってるんだけど」
「だから。亜弥だって、まだ食べてる途中」
「じゃあ、食べ終わるまで待つわよ。
それならいいでしょ、関根さん」
仁美と松下の会話が聞こえる。
クラスいる、ほぼ全員が、その様子を見ている。
相川の視線が痛い。
俺は席を立ち、関根たちが弁当を食べている席へ歩いて行く。
そして、仁美の前に立って言った。
「話なら、俺も一緒に聞くよ。どうせ、俺にも関係あることだろう」と。