誕生日は3月14日
【悠紀side】
俺は鞄を持ち、関根と智を追って体育館に向かった。
体育館の入口で智が待っていて、6校時のことを話してくれた。
それでようやく、さっきの状況を理解した。
「亜弥ちゃん、頑張ったんだからさ…、悠紀もアクション起こせよ」
「えっ?」
「お前…、いつまで亜弥ちゃんのこと、名字で呼ぶの?
部員でお前だけだろう。意識しすぎなんじゃねぇの?」
智に言われた。
そして思った。
いまがタイミングなのかな?
関根も俺のこと、名前で呼んでくれたし…
いつも通り着替えて、いつも通り練習が始まる。
関根…じゃなくて亜弥も、いつも通りにマネージャーの仕事をしてる。
俺は鞄を持ち、関根と智を追って体育館に向かった。
体育館の入口で智が待っていて、6校時のことを話してくれた。
それでようやく、さっきの状況を理解した。
「亜弥ちゃん、頑張ったんだからさ…、悠紀もアクション起こせよ」
「えっ?」
「お前…、いつまで亜弥ちゃんのこと、名字で呼ぶの?
部員でお前だけだろう。意識しすぎなんじゃねぇの?」
智に言われた。
そして思った。
いまがタイミングなのかな?
関根も俺のこと、名前で呼んでくれたし…
いつも通り着替えて、いつも通り練習が始まる。
関根…じゃなくて亜弥も、いつも通りにマネージャーの仕事をしてる。