誕生日は3月14日
「悠紀!ちょっと話したいんだけど、いい?」
食べ終わり、弁当箱をしまう俺に声をかけてきたのは仁美。
反射的に、その場にいた全員で、仁美を振り返った。
話しかけてきた相手が仁美だと分かると、亜弥以外の3人の女子は、ちょっと不機嫌になった。
…なんか、
…空気が重い。
それを感じとったのか、仁美は明るく言う。
「あっ!ここで、みなさんも聞いてもらってかまわないから」
仁美はそう言うと、手に持っていた紙袋を俺に差し出した。
そして、
「早いけど、誕生日おめでとう。14日、日曜日だから、先に渡すね」
食べ終わり、弁当箱をしまう俺に声をかけてきたのは仁美。
反射的に、その場にいた全員で、仁美を振り返った。
話しかけてきた相手が仁美だと分かると、亜弥以外の3人の女子は、ちょっと不機嫌になった。
…なんか、
…空気が重い。
それを感じとったのか、仁美は明るく言う。
「あっ!ここで、みなさんも聞いてもらってかまわないから」
仁美はそう言うと、手に持っていた紙袋を俺に差し出した。
そして、
「早いけど、誕生日おめでとう。14日、日曜日だから、先に渡すね」